河川防災は、地震とならんで早急に考えなければならないことです。
むしろ震災よりも頻度が高いため、河川防災を重要視することが必要かもしれません。
相次ぐ台風の上陸で、河川による被害は大きなものになっています。
現実的にみれば、台風も水源の一つであることは否定できません。
その事実をふまえたうえで、河川防災を考える必要があります。
近年の水害の多さは、河川整備が不十分であるためとの見解もあります。
そのため河川防災の一部として、川底を掘り下げる、川幅自体を広げるなどの措置をとっている自治体もあります。
環境問題も、水害とは無関係とはいえません。
水質汚染の原因となっている化学物質を川に捨てることで、川底が上がってきます。
これらを取り去ることも、河川防災の一つといえるでしょう。
身近でできる河川防災は、消費者が川にものを捨てないことです。
「自分だけなら」とみんなが考えると、その数は膨大なものになるでしょう。
地理的状況はどうにもできませんが、そういったささいなことも河川防災につながるのです。
自然現象は、人間にはコントロールできません。
しかし、個人個人が考えを改めることでできる河川防災を考えることは、決して無意味ではありません。
河川防災
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